FXに興じている期間工の留意点について

期間工の中には短期間に出来る限りお金を稼いで貯蓄している人はまあまあの比率を占めている情報がちらほら耳にする。そんなことはないよという話も聞く。しかしながら現実はそんなには甘くない。FX等による投資で儲かっている人はごく僅かであるのも現実である。90%以上の人が投資に失敗しているというデータがある。実際問題私の周辺にはFXに投資する期間工の話は皆無の状況である。

そこで、FX等に興じる場合の留意点を経験話を参考にしながら、掻い摘んで列挙してみよう。
先ず期間工の勤務形態から「デイトレ」には手を出すべきではないことが挙げられる。期間工の受入を行なっている企業の大多数は昼と夜の2交替制の勤務体制を敷いているため、基本的に不向きである。「デイトレ」をやりたいのであれば、職種を再検討したほうが良さそう。

相場の基本は夜にスタンスを置いているのが現状である。つまり、相場には朝と夜のトレード・バージョンがあり、相場が動くのは概ね夜ということで、もし、期間工として勤務が終わって帰宅してからFX投資に身を投じることになる。

このような状況になれば体がもたなくなってしまう事態が発生し、期間工としての作業面における品質は低下、その上生産効率が落ちミスが多発する恐れが大となり、相当なリスクを抱えることになる。

特にFX相場は夜のほうが動く。朝の相場は価格変動の度合いを示すボラティリティが低い傾向にあり、短期的な投資には不向きである。仮にチャートが朝と夜で同じようだとしても結果は違ってくる。勝ちに繋がる投資の手法が見つかったとしても、朝の場合は取引と勤務との時間との兼ね合いがどうしても生じてくるので、そうなると利益を算出することは更に困難となってしまう。
ということは、「デイトレ」あるいは超短期間で僅かな利幅を求めて1日に何度も投資を行って利益を累積させる「スキャルピング 」においては、勤務時間や勤務形態等などをトータル的に把握した上で、やるかやらないかの判断を行うべきであろう。

 

 ➡ FX投資はスパンが短くなればなるほど難易度は上がってしまう!

どうしてもFX投資をしたい場合のお奨めは、数日間~数週間(数ヶ月)の期間内で売買を済ませる短期売買手法であるスウィングトレードである。このスウィングトレードであれば、日足のチャートを軸足に置いて数日から1週間程度の期間での投資を行うやり方である。この手法であると、勤務時間等への悪影響はほとんどなく環境としては良いと考えられる。

 

 ➡ 期間工にはスウィングトレードを!

このスウィングトレード手法でFX投資をおこなえば、時間への意識は全くといっていいほどなく、2交替制あるいは3交替制の勤務形態でも可能である。

他の留意点として、情報に関する商材とデモ口座についてである。結論からいうと、情報に関する商材は決して買うべきではないということである。もし、キャッチコピーのようにいとも簡単に誰でも稼ぐことができるのであれば、プロのトレーダーで周りは氾濫する現象に陥ることになるであろう。しかし、現実はどうであろう。決して現実は甘くなく、きちんと直面して冷静に捉えることである。こうした情報に関する商材はいい加減で詐欺に類似しているといえる。

また、よく聞かれるのは練習の意味を兼ねてデモ口座を開設したらという話であるが、先ずもって全くといっていいほど意味はない。実際に成功と失敗を身をもって体験しながら学んでいく姿勢が非常に大切であると考える。デモ口座である限りメンタル部分は置いてけぼり状態となり鍛えるというレベルに達しない。つまり、口座は始めからリアル口座を開設し、かつリスクを最小限に抑えるため3~5万円位の資金にすべきであると考える。

 

 ➡ 始めから口座はリアルかつ資金は最小で!

もう1点留意したいことは、テクニカル分析面に重きをおいたオシレータに関しては情報収集や勉学等で参考にすることはいいが、FX投資に参考データとして引用することは避けるべきである。その理由として、瞬間的に勝つことはあっても決して勝つことの持続性に乏しく可能性は極めて低いといえるのが現状である。

ということで、期間工として勤務しながらFX投資を行うことに際し、地道にコツコツと、かつ時間を意識することのない環境下を築いた上でやることを薦める。僅かな利益を産出した状態でFX投資に興じている期間工が現実にいる。