借金があっても期間工になれるのか?
よく耳にすることが、期間工として仕事に就く場合は、「借金がある」と面接ではねられ期間工には残念ながらなれないという話である。やはり噂を鵜呑みにするのは避けるべきである。実際に、借金がある人が期間工求人応募したところ、何の問題もなく期間工として採用されている実情がある。必ずといって良いほど借金について聞かれることは間違いない。
そこで、面接時の応対について最大のポイントとなる。
面接官から「借金はありますか?」という質問を受けたとした場合に、バカ正直に「はい、借金はあります。」と回答すれば、大概のケースでは採用されないという事態が発生してしまう可能性が大である。
よく考えてみよう。採用する側の会社では、個人情報保護等の理由により、「借金の有無やその金額等について」の事案に関して先ず調査しないことが一般的である。
このような質問に対して平常心で「借金はありません。」とサラリと回答することがポイントである。逆に採用する側に視点をおいて考えてみよう。
【借金のある人を採用しない理由】
①勤務先に借金取立てや催促等の電話が掛かってくることがある。
②返済が滞っている場合には個人のみならず会社にも電話があり、場合によってはしつこいケースが起こり会社側に迷惑をかける。
③このような事案に対しては、採用する側には何のメリットもない。
④このような事態が発生した場合に、ある日突然、張本人が姿を消すことが起こってしまう。
⑤借金先が闇金のような場合は、住んでいる寮に直接取り立てにやってくることが起こりうる。寮であれば、寮にいる他の人や隣人に多大な迷惑をかけてしまう。
⑥貸付側からの裁判沙汰で給与差押えが起こった場合、採用する側にとって、更に手続き等で面倒極まりない事態に陥ってしまう。
などなどの理由で、採用する側にとってはたいへん重たいリスクを背負ってでも採用したくないのが実情である。
そこで、最も大切なことは以下のことである。
借金があっても決しても企業に迷惑をかけないこと!
諸般の事情により止むを得ずに借金をしても、きちんと約束の期日の約束の返済金額を支払っていけば何の問題も起こらない。途中、万が一支払いが期日までには無理が生じる場合は前もって連絡をとれば、周りに迷惑をかけることは発生しない。
とにかく約束したことに対して最後まで責任を全うすることである。これは借金問題に限らない。税金についても同様である。税金の納付が遅れると関係の役所等からの連絡がくることがある。
このような場合でも無視せずにきちんと連絡をすることが大切である。仮に無視し続けると、時と場合によっては会社に連絡が行くことがあるので注意が必要である。
闇金等からの借金がない限り、貸金業者からの連絡等にきちんと対応すること。
このように心がければ、例え借金があっても期間工として仕事に就いて少しでも借金を減らす努力を怠らないことが最も重要である。
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